Cloud9でLaravel 9.xの開発環境を構築する方法です。(Amazon Linux 2)
Cloud9のターミナルで下記のコマンドを実行すれば、設定は完了するはずです。
Laravelをとりあえず動かしてみたいのであれば、過去記事の「Clout9の環境を作成する」の設定だけで良いと思います。
各コマンドの説明については、後日追記するかもしれません。
実行が完了したらLaravelが動作するか確認してみます。
次のコマンドで「test」というプロジェクトを作成できます。
composer create-project laravel/laravel test –prefer-dist
コマンドの実行が終わると、「test」というディレクトリが作成されているはずです。
testディレクトリに移動して、アプリケーションを実行してみます。
php artisan serve –port=$PORT

実行後のメッセージに書かれている通り、Ctrl+Cで停止できます。
アプリケーションを実行した状態で、Cloud9の画面上部の「Preview」->「Preview Running Application」をクリックします。

問題なければ、次のようなアプリケーションのトップページが表示されるはずです。

次にDBの接続が行えるか確認しておきます。
アプリケーションを停止してしまって問題ありません。
DBの接続情報はtestディレクトリの.envファイルに書かれています。
cloud9の設定を変更していなければ、.envファイルはツリーに表示されていないはずです。

次の画像の赤枠内の歯車をクリックすると、メニュが表示されますので「Show Hidden Files」をクリックします。
するとツリーに.envファイルが表示されるはずです。
ファイルをダブルクリックして開きます。


Cloud9にはSQLiteが組み込まれていますので、すぐに使うことができます。
.envの設定を確認すると、次のような記述が見つかると思います。
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=127.0.0.1
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=laravel
DB_USERNAME=root
DB_PASSWORD=
sqliteを使う設定にします。
「DB_CONNECTION=sqlite」以外の行は不要なので、コメントアウトしました。
DB_CONNECTION=sqlite
#DB_HOST=127.0.0.1
#DB_PORT=3306
#DB_DATABASE=laravel
#DB_USERNAME=root
#DB_PASSWORD=
試しにマイグレーションを実行してみましょう。
php artisan migrate
途中でデータベースを作成するか確認されますので、yesと回答します。
メッセージにある通り、database/database.sqliteが作成されます。

作成したデータベースに接続してみます。
sqlite3 database/database.sqlite
接続後にテーブルが作成されているか確認します。
.tables

問題なさそうですね。
接続を終了するには次のコマンドを使います。
.exit
Laravelのプロジェクト作成まで問題なくできていそうです。
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